2013年7月14日日曜日

上映会を終えて

二回目となる自主上映会を終えさせていただくことができました。
何はともあれ「楽しい」集いの場になることを心がけた今回の上映会
一回目で気付き得たことが多少なりとも活かせていたように思い
前回よりも手応えを得られました。
映画のもつ「これから」という雰囲気と相まって、社会のこれからをジブンゴトとして足下から意見交換できた気がします。

アンケートに書かれていた観賞後の感想「これならできそう」「同じようなことをやってみたい」という呟きを大切に拾い上げ、実際に地域のこれからに取り入れられるよう、さらなる対話を続けていきたいと思いました。
それは「大変」な苦行ではなく、「楽しみ」であると感じる生きる姿勢です。

場作りの重要性

優が部屋の隅に置いてくれた一輪挿しは場の雰囲気を一変しました。
花が放つ生命力に場が呼応し、それによってそこに居る私達にも前向きな反応が起きたのではないかと思います。
ぼくにとっての楽しいとは「生き生きとしていること」です。それが起きた。

前回ぼくが薪に筆ペンで書いた「参考資料」といった無骨な案内も、
優が絵を添えた柔らかな感じのものにしてくれました。
「ものは言い様」というのはデザインの役割を表しているように思います。
それらさりげない手入れは、公民館という均質さを求められ無機質となった空間が有機体となり、今回試してみたワールドカフェで鍵となる「カフェっぽさ」要するに会話し易い雰囲気を醸し出しました。

あまり使われていない公民館の活用も念頭に入れて始めた自主上映会ですが、
場の重要性をつくづく感じた今、今後は家での開催に移行することにしました。
完全移行ということではありませんが、公民館で行うことが自己目的化して本来の目的である「対話」が犠牲になることは避けたいです。

ワールドカフェ

交流時間の際に、上映会数日前に福岡の知人に教えていただいた「ワールドカフェ」を、
最低必要人数である12人を超えたため見よう見まねで試してみました。
ざっと仕組みと歴史に目を通しただけで自身も未体験ゆえ本来の形とは違っていたと思います。手際もよくありませんでした。
しかし、さすが言葉による交流の豊潤さを試行錯誤求めて確立されていった手法だけあって、場が死することはなかったように感じました。
3カ所で発生する場は同一ではなく、停滞と活性それをどう扱うかの見極めは難しく要鍛錬と思います。時間割を優先するのか、停滞している場を目安にするのか、活性化している場を基軸に置くのか、組の構成を入れ替える間合いを取り損ねました。
ですが、この手法の面白さと可能性は魅力的なので今後も取り入れていきたいです。

閉会の挨拶後も会場内では交流が続いていました。
一回目に続いて二回目も参加してくださった方、初参加の方、参加者の方が連れてきてくださった方、じわじわと広がっていく様子が感じとることができ嬉しい。
久しぶりの友人と会う場になった方も。
面白い反応が起きています。

パワー・トゥー・ザ・ピープル

人々に力を。
答えが提示されるのを待つのではなく、自身が不確かなその先に向かって試行錯誤で歩むこと。歩む中でつながること。
客体から主体へ。
正解が用意されるわけではない対話は、人間社会を構成していく礎となるものだと思う。
続けていきます。



参加してくださった人数:13人(内柏原の方3人)
男性:6人 女性:7人
10代:1人
20代:1人
30代:1人
40代:6人
50代:1人
60代:1人
70代:2人

当日のプログラム
13:00 開始の挨拶
13:10 上映開始
14:00 休憩
14:10 交流時間(ワールドカフェ)
15:10 閉会の挨拶

アンケート結果
映画の感想
  • 小さな地方だからこそできることがあるような気がした。何か起こせること集まった仲間で考えるのもいい(40代 女性)
  • エネルギー問題はそれをとらえるのに指標があまりにも多くて私の能力を超えたものがあります。過去2回の上映会はそうした私に貴重な考える手がかりを、またはきっかけを与えてくれた(70代 男性)
  • あんな風にみんなで協力できたらいいな(40代 女性)
  • 生活者としての意識の高さを感じた(40代 男性)
  • ヨーロッパの仕組みはよく考えられていると思った。日本もこのような国を真似ていって逆に他の国に真似されるぐらいになれたらいいと思った。皆で思いきってECOを始めた方が良いと思った(10代 男性)
  • 少人数で信頼し合って組織を作ったり、助け合い協力できればいいなと思いました(40代 女性)
  • スッキリまとまっていて分かり易かったです。ブレッド基金、真似できそう(30代 男性)
  • 貴重な体験談が分かり易かった。日本に置き換えるとそのまま取り入れられるかどうか分かりませんが、個人の意識の持ち方次第に思えた(40代 女性)
上映会の感想
  • アットホームでよいですね。話し合いの時間が良かった!もっと時間を取って頂いてもいいかなあ(30代 男性)
  • 皆さんと色んなこと話せてよかった(40代 女性)
  • 知らない人たちと沢山話せてよかった(10代 男性)
  • 大変良い機会でした。このような会も第一歩ですね(40代 男性)
  • 人はそれほど急に増えなくてもいいと思います。できれば内容に関心をもてる人をゆっくり見つけていくのもいいと思います(70代 男性)
  • 小さい上映会で話し合いもあり良かった。色々な人の話を聞き価値観を少し変えれたらと思います(女性)
その他
  • 市長ともお話できて良かった
  • いろんな場所で上映し一人でも多くの人が正しい知識と自分自身で判断する力をつけられることが大切に思います
  • 地域での問題点やどうあるべきか等、皆さんと意見交換ができ良かった
  • 対話の時間は有意義でした。

アンケートの中に以下のような声がありました。
  • 映画の内容を主催者が説明しても良かったのでは?
なぜ、この映画を選んだのか。そこはしっかり言うべきだったと反省しています。
「今、ここ」を真に理解しておらず、「また次がある」というような甘えと覚悟の無さの露呈に思います。
最初の挨拶で意見を述べられないというのは、今後のぼくの課題です



2013年7月6日土曜日

上映会のスケジュール

以下のようにしました!
お待ちしております :-)

  • 12:30 開場
  • 13:00 開始 (挨拶の後、上映)
  • 14:00 休憩
  • 14:10 交流・対話の時間 (優の手作り梅ジュース付き!)
  • 15:00 終了

スカッとした映画をみて、梅雨を乗り越えましょー!

2013年7月1日月曜日

活性化とはなにか

時代や制度を超えた普遍的な人間の営み 
「まちづくり」「まちおこし」「活性化」
言葉違えど指しているものはほぼ同一。
それらの言葉を使い話し合う時に要石として置くべき視点がこの
「時代や制度を超えた普遍的な人間の営み」
であると思う


を読んで感じたこと

2013年6月25日火曜日

ポスターを貼らせてもらいました

会場となる「はびろ会館」
正面玄関はこんな感じです

西の端、ふれあい会館掲示板にも。


絵や文字は優にかいてもらっています。
秀夫が書くとおどろおどろしい、辛気くさい会合の雰囲気になってしまうので。

2013年6月4日火曜日

上映会を開きます

開催日
2013年7月6日 土曜日

会場
はびろ会館

場所
滋賀県米原市柏原854

開場12時

開始13時

前売り 600円

当日券 1,000円

本格的な機材ではなく、手持ちのものでおこなう手作り上映会です
観賞後は気楽な感じで感想や意見を交換できるおしゃべりの時間を設けます
参加者同士の交流の場となれば嬉しいです
上映会終了時間は16時30分です
お申し込みはコチラでどうぞ